アクセスする技術

今日読んだ本で「おお!」と思った文章を。ちなみに出典は、河合隼雄吉本ばなな「なるほどの対話」です

「“技術”は偶然にアクセスするための最低限のものである」

ばななさんは本の中では“小説”にたとえて話していたのですが、私にならば音楽に関していえば。

いいフレーズが浮かんだ時それをそのまま再現できる、早い遅い関係なくテンポに適した演奏ができる、メロディに合わせた強弱を付けることができる。

そういうことを自由自在にできないと、本当に何かが偶然で降ってきたときにそれを表すことができないんだよ、ということが書かれていました。

あと、思ったことを言葉にする技術というのも同じで、「これを伝えたい!」と思ったことがあっても、自分の中に言語化する技術がないとなかなかきちんと伝わらない。

今更ですが「なるほど〜」と納得してしまいました。こうやってブログをしているのも、私の言語化の技術の練習なのかもしれないです・・・おつきあい頂きありがとうございます

なるほどの対話